土曜活用講座が開催されました。
令和4年1月29日(土曜)に土曜活用事業としての特別講座を、新潟食料農業大学、新潟薬科大学、新潟県立大学、新潟経営大学、開志専門職大学から6名の方々にご協力いただき、参加生徒55名で開講いたしました。
今回の特別講座は、新型コロナウイルス感染予防対策として、対面を避けてオンラインで開催しました。初めてのオンライン講座のため、参加生徒は事前に参加手順と受講マナーなどを確認しました。
視聴覚室に参加生徒が集まり、配信テストを実施し、講座当日に向けて受講体験をしました。
また、それぞれの講座の代表生徒が「代表者あいさつ」「代表者お礼の言葉」などの進行や振り返りの記入・提出の手順について確認しました。
【講座名】農業の始まりと経済の関係
【講師】新潟食料農業大学 武本 様
【活動概要】ヒトが動植物の養育(農業)を始めた理由と農業が始まることで起こった変化と経済の関係を紐解いていただきました。
【講座名】『AIが人々の仕事を奪う』は誤解です!~AIを正しく理解しよう~
【講師】新潟薬科大学 若栗 様
【活動概要】GIGAスクール構想が本格的に指導し、国をあげてAI時代の人材育成に力を入れ始めました。どうして今こんなにもAIが注目されているのか。その技術的・社会的背景とともに、AIは実際に何をしているのか、何が得意で何が苦手なのかを紹介していただき、これからの仕事について考えました。
【講座名】ロシア語第1歩
【講師】新潟県立大学 柳町 様
【活動概要】日本の中学生、高校生にはあまり馴染みのないロシア語を紹介していただきました。授業では、ロシア語の文字や文化など、基本的な知識を講義するとともに、英語以外の外国語を学ぶ楽しさや意味について一緒に考えました。
【講座名】人工知能は人間の仕事を奪うのか?(工学系)
【講師】新潟経営大学 横山 様
【活動概要】人工知能(AI)やロボットが、人間のある種の仕事を奪うといわれています。その問いへの答えと理由、真意について次の観点から論じていただきました。人工知能とは知能か技能か、プログラミングを学ぶ意義とは、データサイエンスとはどのような仕事か、これからの社会で人間に求められる仕事・能力とはなど、様々な仕事に就いて教えていただきました。工学的な能力の必要性について社会科学を踏まえた学際的な観点からご講義をいただきました。
【講座名】経済学入門―モノの交換で豊かになろう―
【講師】開志専門職大学 松澤 様
【活動概要】「経済」とは、人間の生活に必要な財貨・サービスを生産・分配・消費する活動のことである、とされています。この考えは「生産・分配・消費」の三面等価の原則といいますが、この考えに従い、分配=取引からスタートして、生産や消費などとの関係を簡単に考えてみました。現在、モノの所有に関する考え方が個人所有から「シェア」へと変化しているようです。経済学は、実は「みんなが豊かになるための学問」だとわかる授業でした。
【講座名】世界の超大国:米国vs中国
【講師】開志専門職大学 増田 様
【活動概要】飛びぬけた国力と影響力を持つ米国と中国の歴史、政治体制、経済体制、文化の違いを、一つ一つ一緒に考え、議論し、確認しました。異なった背景を持ちながらも、米中が、なぜここまで重要な存在になってきたかが、よくわかる講義でした。これらを理解したうえで、最後に、日本が、この2大超大国とどのように付き合っていったらいいか、みんなで意見を出し合いました。